■ Puppy Linux Precise-550JP を試してみました | 2013.8.9 |
久しぶりに Puppy Linux の日本語版のウェブサイトを覗いてみたところ、新しいバージョンが一ヶ月ほど前に出たことを告げていました。表題のとおり、Puppy Linux Precise-550JP というものです。早速ダウンロードをして CD-R へ焼き付けて動作確認をしてみました。 いつも使っているデスクトップで起動させてみました。壁紙が濃い青色のものが初期設定されているのが印象的でした。しかしアイコンの並んでいる様子をみる限り、従来からの Puppy Linux を踏襲していることが判ります。システムの各種設定項目の部分などでは、だんだんと改良されていて、使いやすくなっています。 Puppy Linux Precise-550JP のデスクトップ画面です。 今回の Precise-550JP 版も ubuntu のレポジトリ(アプリケーションソフトウェアの書庫)からバイナリ・データを引用できる形となっているので、アプリケーション・ソフトウェアの選択の幅が広がるのが嬉しいところです。早速インストールしたのはパスワード管理ソフトの keepassx です。関連するソフトウェアも一緒にダウンロードしてインストールしてくれました。もちろん動作も正常です。 Puppy Linux はやはりハードウェアの貧弱なマシンにこそ効果のある OS であるため、手持ちの ThinkPad へインストールを試みてみました。何と! Precise-550JP では、プロセッサが PAE 対応が必須ということで、ThinkPad X31 などの Pentium M プロセッサでは動作してくれないのです(涙) 「Unable to boot - plase use a kernel appropriate for your CPU. 」と表示されて起動を停止してしまうのです。 今後の Puppy Linux 日本語版がどのようになってしまうのかは不明ですが、PAE 対応が標準化されてしまうと ThinkPad 愛好家としてはちょっと辛いことになってしまいそうです。Pentium M プロセッサ搭載機は Lupu-528JP で使い続けることになるのでしょう。 付記 recise-550JP.iso (CD/DVD用)、 あるいは Puppy_Linux_550JP_Installer.exe (インストーラー付き Windows用実行ファイル) のどちらかを、以下からダウンロードください。 http://openlab.jp/puppylinux/download/puppy-5.5.0JP/ 上記が不調のときは以下から。 http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?puppy/precise/JP/ 75ef4184f716c3a552a0aefd71e7ab29 precise-550JP.iso 155a1fda01777a488a5b13fc1d0ab5ad Puppy_Linux_550JP_Installer.exe The bar master, Shino's Bar http://paper.cup.com/ 追加アプリ、ドライバ Precise専用追加アプリ http://openlab.jp/puppylinux/download/puppy-5.5.0JP/opt/ 汎用追加アプリ http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?puppy/opt/ 本フォーラム内の「追加アプリケーション」 viewforum.php?f=25 |