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Lucid Puppy

Lucid Puppy 5.1』を試す

Posted on 2010年7月19日月曜日 by * |
ラベル: puplet

2010/5/15にLucid Puppyがリリースされ、日本語版が登場せぬまま8/13にLucid Puppy 5.1がリリースされてしまいました。
http://www.puppylinux.org/news/

ダウンロードは
http://distro.ibiblio.org/pub/linux/distributions/puppylinux/puppy-5.1/lupu-510.iso

インストールは
「UNetbootin」でUSBメモリーに『lupu-510.iso』インストール
『lang_support_ja-1.5.1.sfs』をroot(「個人保存ファイル(lipusave.2fs)」のある階層)に置く

これで起動すると 4.31と異なり ディスクトップ画面が表示せれます 日本語の入力や メニューは当然ながら 英語表示です
日本語化はシノバーさんが作られたlang_support_ja-1.5.1.sfsを使う
http://shino.pos.to/linux/downloads.htmlの「optional SFS」から

起動して「終了」し「個人保存ファイル(lipusave.2fs)」の設定をおこない 電源を切り、再起動する lang_support_ja-1.5.1.sfs の読み込みのウインドウズが開くので 有効にする ディスクトップが表示されたら「終了」し「再起動」 4.3.1のようにキーボードの種類や画面の大きさ、解像度の選択 時間 等の設定を済ますと 再起動をもとめられるのでそれに従う。 「再起動」するとディスクトップやソフトのメニューが日本語表示され 日本語入力ができます

キーボードの「む」のキーを押し「] 」 shift+「む」が「}」にならない場合
/etc/X11/xorg.confを編集
InputDeviceセクションを検索し
「Option "XkbModel" "pc102"」 を
「Option "XkbModel" "jp106"」 に変更

ブラウザは「ブラウザ」を立ち上げると、FireFox、Seamonkey、Chromium等から選択できます。

Demo

ワープロ( Abiword )
インライン入力(on the spot)がしたいそこで
scim-bridge-0.4.16-pup4.pet
http://shino.pos.to/linux/puppy/scim-bridge-0.4.16-pup4.pet
をインストール
scim-bridge-Anthy にするとインライン入力ができます

システムのIMEをscim-bridgeに変える ならこちら

OpenOfficeは「クイックペット」からインストール できます

firefox旧バージョン
http://www.mozilla-japan.org/projects/firefox/
http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/

wber

日本語版本家からimlibとwbarをダウンロード
http://openlab.jp/puppylinux/download/packages/imlib2-1.4.1.pet
http://openlab.jp/puppylinux/download/packages/wbar-1.3.3-JP.pet

「メニュー>ファイルシステム」からROX-Filerを起動。
目のマークをクリックし、隠しファイルを表示。.xinitrcを探し、右クリックから「テキストとして開く」。
下の方にある「#exec $CURRENTWM」を探し、その1行前に次のコマンドを追加。
Macみたいに、wbarが下辺に並ぶように設定したいなら
sleep 3 && wbar -jumpf 1 -pos bottom -nanim 3 -zoomf 1.8 -idist 10 -isize 38 -bpress -balfa 50 &

ディスクトップ上部なら
sleep 3 && wbar -jumpf 0 -pos top -nanim 3 -zoomf 1.8 -idist 4 -isize 30 -bpress -balfa 0 -falfa 100 &

 -pos -bottomならデスクトップの下位置に配置されるし、topやbottomの後に -rightや−leftをいれるとデスクトップの右側や左側に配置される
ランチャの内容を変更(つまり、追加)したい場合。
/root/.wbarに追記すればOK。
削除したいときもこのファイルを書き換える。方法は以下の通り。
例)"Internet"アイコンの起動アプリをchromeに変える場合
i: /opt/google/chromw/product_logo_256.png
c: google-chrome --enable-user-scripts --user-data-dir=/root/scripts
t: Google Chrome
i: は別に~_64.pngでもいいですし、defaultbrouserがChromeならc: も書き換えなくていいし、t: も「ブラウザ」とかお好きな名前で。
ただし日本語フォントを使う場合、.wbarの3行目をフォント指定にする必要あり。(以下、例) t: /usr/share/fonts/default/TTF/M+1P+IPAG/9

再起動後、デスクトップをクリックするとwbarが現れ、右クリックすると消えます。

ディスクトップ壁紙を変えて

アナログ時計&カレンダー
「pwidgets-2.3.1.pet」を使用
カレンダーの表示が日本語環境だとおかしい
/usr/local/pwidgets/widgets/scripts/Calendar
をテキストで開き

#! /bin/sh

# Added by MHHP for compliance with ISO 8601
の下に
「LANG=C」を書き込むと英語で表示される

メニューバーを自動で消す
/root/.jwmrc-tray
「Tray autohide="true"」に変更

ジュークボックス
Songbird(Nightingale)
http://skyzim.com/downloads/
上記サイト閉鎖されたみたい 
下記より
http://www.megaupload.com/?d=GTITSP9Q

Google Chrome for Linux
http://www.google.com/chrome/intl/ja/landing_ch_yt.html?hl=ja
32 ビット .deb(Debian/Ubuntu)選択
ダウンロードした「deb」パッケージをクイックしてインストール
登録
フォルダーをたどり
「opt」→「google」→「chrome」→「google-chrome」をディスクトップにドロップ
(/opt/google/chrome/google-chrome)

ディスクトップの「ブラウザ」のリンク先を変えればそれで起動する
クイックpetでインストールできる「chromium」や「Iron」「chrome plus」とも共存可能

Ver8は不都合ありかも
Ver7は下記より
http://www.megaupload.com/?d=QB1U00UY

Adobe Flash Player
http://puppylinux.org/wikka/FlashPlayer
最新のAdobe Flash Playerにしたいなら
Adobe Flash Playerのダウンロード サイトで「Linux 用.tar.gzファイル」をダウンロードし、展開してできた「libflashplayer.so」を
usr/lib/mozilla/plugins/ のそれと 入れ替える
(/usr/lib/mozilla/plugins/libflashplayer.so)

youtube等の動画視聴の際
メモリー512Mのマシンでは「Adobe Flash Player」がパンクしたのでメモリーは1000Mはあった方がいい

java
http://puppylinux.org/wikka/JavaRuntimeEnvironment
http://puppylinux.org/wikka/PageIndex

「個人保存ファイル(lupusave.2fs)」の上限
1.8GBをMAXと考えた方が いいかな?
パソコンの物理メモリーにオンボードするOSなので 搭載メモリにもよる
ちなみにメモリー512Mのマシンでは1.8GBを越えたら パンクした

イベントマネージャーにある「個人保存ファイル」の保存間隔を「0」とすると終了時のみ保存になる
lupusave.2fsと同じ階層のsyslinux.cfg を開き
中身のうち pmedia=cd とあったところを pmedia=usbflash に変更しといた方がよさげ別にしなくても支障は今のとこない
あとUSBメモリーだが 安売りの台湾製(K***max等)はbootしないことがある
linux-swap領域(1M程度)は確保しとくといいかな
使用目的にもよるだろうけど 4GB以上のメモリースティックを推奨する

メニューバーの時計の脇のメモリー消費グラフ:物理メモリー512Mだといつも「赤」
その隣の個人設定保存領域を示す 瓶 1MB以上なら緑なのだが 少なくなると 黄色→赤にかわる
赤でよければ 1GBのUSBメモリーでもいい

Lucid Puppy 5.1.1」が出たが 日本語化は 5.1と同じてよさそう
iso:
http://distro.ibiblio.org/pub/linux/distributions/puppylinux/puppy-5.1.1/lupu-511.iso

日本語化は『lang_support_ja-1.5.1.sfs』をroot(「個人保存ファイル(lipusave.2fs)」のある階層)に置く

ディスクトップテーマの切り替え
WM Swetwee Switch between JWM and Icewm
JWM
Icewn
Icewnの環境設定
/root/.icewm/preferences をいじる

ディスクトップドライブアイコンを消す
ディスクトップドライブアイコン管理

ディスクトップアプリソフトのアイコンの整理
「/root/Choices/ROX-Filer/PuppyPin」をテキストとして開く
x,yの値を変更
原点:左上
  X移動:32+(64*(n-1))
  Y移動:32+(96*(n-1))
デスクトップに反映
  「メニュー」→「シャットドウン」→「JWMをリスタート」

ディスクトップアイコン「ブラウザ」をgoogle chromeに変更
/usr/local/bin/defaultbrowserをテキストで開く

#!/bin/sh
exec /opt/google/chrome/google-chrome"$@"
とすることで アイコン 「ブラウザ」をクイックすると「google-chrome」が開く

Google-Chromeがrootでは動かなくなってしまった
「Google Chrome を root で実行することはできません。
通常のユーザーとして Google Chrome を起動してください。
root で実行するには、プロフィール情報を保存するユーザー データ ディレクトリを代わりに指定する必要があります。」

この場合、端末から起動オプションでをつけて実行

# /opt/google/chrome/google-chrome --user-data-dir=$HOME/.config/google-chrome

観覧履歴データの削除のショートカットキー(Shft+Ctrl+Delate)でキャッシュを貯めないでいる事がメモリのトラブルを防ぐ

ディスクトップ壁紙の変更
Walllpaper背景画像の設定
/usr/share/bacgrounds に表示したい壁紙を入れとく

アナログ時計
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=35601
pwidgets-2.3.5.pet
pwidgets_NLS-2.x.pet

「Puppylinux」と表示される場合
/root/.pwidgets/widgets/Puppylinuxをテキストで開き
TEXT
$alignc${font}${color0}Lucid Puppy ${color1}${exec /usr/local/pwidgets/widgets/scripts/Puppylinux -a}.${exec /usr/local/pwidgets/widgets/scripts/Puppylinux -b}

メニュー登録
Debパッケージがインストールできる(できないのもある)
だが mainメニューに表示されない
手書きでJWMのメニュー(/root/.jwmrc)記入しても再起動後表示が消える
/usr/share/applications/を開くと「*.desktop」てのがあるこれが「メニュー登録」の源
DebパッケージをPetパッケージ化すれば 登録が残る
「*.desktop」をテキストで開くと
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=SeaMonkey web browser
Name[ja]=SeaMonkey ウェブブラウザ
Name[zh_CN]=SeaMonkey Web浏览器
Icon=seamonkey16.xpm
Comment=SeaMonkey web browser
Exec=mozstart
Terminal=false
Type=Application
Categories=X-Internet
GenericName=SeaMonkey web browser

上記のようになっている これを参考に たとえばgoogle chrome (本家版)をつくる
Iconは
/usr/share/pixmapsに入れる
再起動後 消える OS本体に無いため、SFS化すれば 起動のたび読み込まれるので有効かと

Google Chrome はChromium(クロミウム)にGoogleが追加した特定の機能を付けたもの
ChromiumはPetファイルがある

圧縮ソフト「mksquashfs」
作業フォルダを「/mnt/sda1/work/」とすると
端末に mksquashfs /mnt/sda1/work/ /mnt/sda1/abcd.sfs
abcd.sfsファイルができる